2021-12-29

オードリータンのIQ面よりもSQ面での天才的の問題解決

The following two tabs change content below.

山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす 問題解決の4ステップと15キーワード

本のタイトルに「天才」という言葉があるから、オードリータンの高IQ的な面が注目されがちだが、 彼女のことで本当に注目すべきは「SQ」の高さじゃないかと思う。

(もちろん、IQは非常に高いんだろうなぁ〜)

SQについては

 

いい本だった↓

 

本書で書かれていることの多くは、

・IQ的に問題を解決する方法

というよりも、

・SQ的に問題を解決する方法

に重きが置かれているように感じる。

 

他者とのコミュニケーションでは「傾聴」することが大事で、それは、「相手の話の途中に口を挟まない」という意味ではなく、よく理解しようとする行動。

 

だから、分からないことがあったら、より理解するために質問をした方がいい。

しかし、自分の中に沸き起こる「反論したい!」という気持ちは抑えておく必要がある。

バイアスや反論を抑えて、まずは、相手の側に立って聞くことが大切。

 

そうすると、

・多くの立場の視点が身に付く

・深く理解できるようになる

・知恵が増える

 

これは、読書においても重要で、読んでいて、「私はこう思う」という反論が沸き起こるのを抑えて、まずは著者が何を言いたいのか理解しようとすることが大切。

 

「論破」は、ゼロサムゲームの中で、正しいと思われる1つの視点を勝ち取る競争で、何も意味がない。

競争ではなく、分かち合う文化が大切。

 

Live Long And Prosper

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA