2016-08-24

短時間睡眠でも脳を活性化する方法

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

こんにちは、山本マサヤです。

 

台風が東京を直撃して、天気が大荒れでしたが、みなさんの周りは大丈夫でしたでしょうか?

 

学生の時だったら、台風が来ると休校になるので喜んだものですが、社会人になるとそうはいきませんね。(^◇^;)

 

 

 

さて、私が高校生の頃は短時間睡眠、いわゆるショートスリーパーに憧れていました。

夜遅くまで遊びたくて、睡眠時間が3時間や4.5時間になれるように頑張りましたが。。。。

翌日の授業中は爆睡(^◇^;)

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社会人になってからも、睡眠時間を削って働くことはありますが、

睡眠時間が適量確保できずに、朝から体がつらい。。。脳が働かない。。。。

 

なんとか、短時間睡眠でも朝から脳を働かせる方法はないかと、

睡眠サイクルを計測して起こしてくれるアプリなど使ってみましたが、なかなか効果が出ない。

 

どうしたら、短時間睡眠でも、朝から脳が働くようになるのか探していると、

アメリカのコロラド大学で興味深い実験が行われていることがわかりました。

 

学生を複数人集めて、「前夜の睡眠の質を計測できる」という嘘の情報を伝え、脈や脳波を測る機械を全員に取り付けた。そして2つのグループに学生を分けて、

Aグループの学生には「上質な睡眠がとれている」とウソの計測結果を伝え、

Bグループの学生には「あまり良い睡眠がとれていなかった」と伝えた。

 

結果を伝えられた生徒達は、その直後 “注意力や記憶力” を測定するテストを受けさせられた。

 

すると「上質な睡眠がとれている」とウソの計測結果を伝えられた生徒の方が、圧倒的に良い結果が出たのです!

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この現象は、プラシーボ睡眠(Placebo sleep)と名付けられました。

 

[su_heading size=”20″]プラシーボ睡眠(Placebo sleep)[/su_heading]

プラシーボ効果は、ご存知でしょうか。

プラシーボ効果は薬でも無いはずの物を飲んだのに薬を飲んだ時と同じように症状が回復することなどを意味する。 薬効成分を含まないプラセボ(偽薬)を薬だと偽って投与された場合、患者の病状が良好に向かってしまうような、治療効果を言います。

出典:wikipedia

つまり、人間の思い込みが病を治してしまうという現象です。

これは、多くの実証実験が行われており、疑似科学ではありません。

 

これと、同じことが睡眠にも起こせることが今回証明されました。

つまり、

 

睡眠時間が短くても、「よく寝れた!」と思うことで、その日のパフォーマンスが向上します。

 

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忙しくて、あまり寝れなかった日は「寝れなくてしんどい」と思ってのではなく、逆に「短時間だけど、ぐっすり寝れたなぁ〜」と思うことで、脳を騙して、その日のパフォーマンスを向上させましょう!

 

 

ん?。。。。発想がブラック企業?笑”

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参考:

How just THINKING you’ve had a good night’s sleep can help you function better – even if you’ve not slept for long

「実際の睡眠時間」よりも「しっかり眠れた!」と思い込むほうが効率よく脳が働くことが判明

 

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