2018-04-19

【超訳・気になったとこ】安藤代表理事によるアンガーマネジメントセミナー

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

こんにちは、山本マサヤです。

 

今日は、こちらのセミナーに参加してきました。

アンガーマネジメント

怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング

登壇者は日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介さん

 

こちらの本を書かれています。

 

仕事や日常で、イライラすることがあり「怒る(アンガー)」をコントロールできないと大事なチャンスまで失うし、建設的な会話ができなくなってしまう可能性があると思い、ちょうどいい所に今回のセミナーがあったので、参加しました。

 

[su_heading size=”20″]アンガーマネジメントって何?[/su_heading]

『アンガーマネジメント』と聞いて、「怒らない技術」かと思っていましたが、安藤氏によると正しくは、「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようになること」だそうです。

つまり、「怒りとの付き合い方」です。

怒る時も、他人を傷つけず、自分を傷つけず、物を壊さず、上手に怒っていることを表現する。

 

[su_heading size=”20″]そもそも怒りって何?[/su_heading]

怒りとは、防衛感情から来るものです。

肉体やメンタル、立場などが侵害された時に人はそれを守るために怒ります。

その感情をなくすことはほぼ不可能です。

 

また、怒りは二次感情であり、「不安」「辛い」「苦しい」「痛い」などの一次感情が、「感情のコップ」を満たすことで、「怒り」という感情が発生します。

これは、アドラー心理学で言われていることと似てますね。

 

人が昨日怒ったことでも、今日は怒らないことがあるのは、このためです。

ちなみに、この「感情のコップ」は質のいい睡眠によってリセットすることができます。

 

[su_heading size=”20″]怒りをコントロールする方法[/su_heading]

安藤氏が推奨する、衝動的な怒りの感情をコントロールする方法は、

『6秒待つ』

だそうです。

人間は怒る時は反射的に怒ってしまいます、しかし、安藤氏の調査によると人間はだいたい6秒ほど待てば理性的になれるそうです。

 

とは言え、6秒は結構長いので待つのが難しい・・・・

そこで、怒りの温度計を測ることをオススメしています。

イラ!としたら、まずは、10点満点中何点で怒っているか自分の感情と向き合ってみる。

そして、それが怒るほどでないなら、怒らないようにする。

6秒経てば、衝動的な怒りの感情もだいぶ収まっているので、自分がどうして欲しいか冷静に伝えれるようになると思います。

 

[su_heading size=”20″]あなたを怒らせるものの正体[/su_heading]

私たちを怒らせるものの正体について、安藤氏は

「べき」

だと語っています。

「こうあるべきである」という自分の中にある願望や欲求、希望が裏切られることによって人は怒るのだと。

 

自分の中にある理想(こうあるべき)と現実のギャップが起こることで、怒るのです。

なので、怒る理由は自分の外ではなく、自分の中にあるのです。

ということは、怒るかどうかは自分で選択ができるはず。

 

そのギャップは自分がコントロールできるものなのか?

重要度が高いものなのか?

を判断して、怒る必要があるのか?を決めることができる。

「自分がコントロールができないのに、イライラしても仕方ない」と割り切れるのか。

 

 

90分近いセミナーでしたが、とても中身の濃い内容でした。

内容を全部ここに書ききるのは難しいので、ここまで。

仕事やプライベートで「怒る」という感情に悩んでいる場合は、

アンガーマネジメントについて学んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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