山本 マサヤ
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こんにちは、山本マサヤです。
みなさんは映画、マトリックスをご存知ですか?
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マトリックスのあらすじ
プログラマとして大手ソフトウェア会社に勤務するトーマスは、コンピューター犯罪を巻き起こす天才クラッカー、ネオという裏の顔を持っています。平凡な日々を送る彼は、目は覚めているが夢の中にいるような感覚に違和感を覚えます。
そんな時に彼のもとに「起きろ、ネオ」「マトリックスがみている」という不可解なメールが送られてきます。そして現れた謎の女性と彼女の仲間のモーフィアスによって、今生きている世界が仮想の現実であって、それはコンピューターによって操作されているということを知らされます。
そうしてトーマスは、現実の世界で目を覚ますことを決意し、人類をコンピューターの支配から解き放す戦いに参加することになったのでした。
出典:映画『マトリックス』シリーズのあらすじ、登場人物、キャスト、吹き替え声優、解説考察
1999年に上映されたこの作品は、爆発的大ブームとなりました。
まだ小学生だった僕もこの作品にどハマりしました。
「マトリックス!」とか言って、銃弾を避けるポーズの真似をしてたようなw
さて、この映画では、登場人物はあらゆるスキルを身につけています。
ガンファイト、格闘技、ハッキング、バイク運転などなど
彼からはどのようにそのスキルを身につけているかというと、
インストールしてます。
プラグを脳に差し込んで、脳内に必要なスキルを都度インストールしているのです。
そんなことができれば、夢のようですよね。
スキルの習得に何千時間もかかるようなもので、あっという間に習得できてしまう。
実は、そのような仕組みがまだ無いわけではありません。
脳に電気信号を与えて、飛行訓練の成績をアップさせる実験も成功しているようです。
詳しくは:
ただ、この機械を買って家で実践するのはコスト的にも高いので、
ちょっと現実的ではありません。
[su_heading size=”20″]イメトレと実トレどっちが効果的?[/su_heading]
そこで、あなたの脳をうまく使ってみましょう。
1975年にマイケル・サミュエルズとサンシー・サミュエルズは高校バスケットボール選手を被験者とした有名な実験を行っています。
選手を3グループに分けて、全員に20日間フリースローの練習をさせました。
- グループ①
毎日実際にフリースローの練習をする - グループ②
最初と最後の日だけ実際に練習をする。 - グループ③
実際に練習したのは最初と最後の日のみで、残りの18日間は完璧なゴールを決めている自分をイメージする。
どのグループが一番、スキルが向上したでしょうか?
やっぱり、グループ①でしょうか?
実は、実験の結果、グループ①とグループ③の改善率はほぼ同率でした。
つまり、『実際に練習した場合』と、『少しの実践とイメージトレーニングだけ』では同じくらいスキルが上達するということが分かっています。
(※写真は実験と全く関係ありません。ただの私の趣味ですw)
これは、NLPでは「戦略のインストール」と呼ばれています。
究極的には、人から聞いた話をイメージするだけでもある程度の効果が得られると言われています。
もちろん、実際に体を動かす練習も大事ですが、
汗水垂らす努力が絶対に正しいわけではありません。
(そう信じている人も多いかもしれませんが。)
人間の脳をしっかり理解して、効果的な練習をするほうが、
スキルアップのショートカットになるのではないでしょうか。
参考文献:
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