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山本 マサヤ
【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】
『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』
心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。
また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。
トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属
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これまで、よい文章を書くために必要な要素について、様々な研究が行われてきました。
今回は、最近カナダの研究者が行った面白い研究をご紹介させていただきます。
カナダの研究者Srdan MedimorecとEvan F. Riskoは、被験者に対して、エッセイを書くよう依頼し、1つのグループは、キーボードを両手で打ち、もう片方はキーボードを片手で打つよう指示しました。
そして、書いたエッセイをCoh-Metrixという分析手法を使い、語彙の正しさや読み易さを検証しました。
結果としては、片手で書いたエッセイの方が、読み易さや、語彙的間違いが少なかったことがわかりました。
これは、両手でキーボードを打った場合、直感的に文章を作ってしまうからだと考えられ、片手でキーボードを打つことで、両手で書いた場合に比べて慎重に文章を書くようになるからだと、結論付けています。
ということは、スマホは片手で文章を打つことが多いので、いい文章が書けるのかと思ったのですが、、、スマホで打つ時も、直感的に文章を作ってしまっているので、あまり意味はないかもしれませんね。
キーボードだけでなく、ペンを使って文章を書いた場合にも、当てはまる可能性があると著者は言っており、その場合は、「左手でペンを持って文章を書け」ということになるのでしょか?笑”
参照:
Effects of disfluency in writing
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