2018-01-11

「友達が多い=幸せ」ではない理由を改めて整理してみた

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

こんにちは、山本マサヤです。

 

皆さんは、お友達は多い方ですか?

友達が多いと、みんなでパーティーやったり、旅行に行ったり、すごく楽しそうですよね。

僕はそんなにアクティブではない(去年の反省)ので、

いろんな友達と飲み会やバーベキュー、旅行に憧れます。

 

友達が多い人って人生が幸せそうですよね。

 

 

別に友達が多い人に恨みがあるわけではないのですが、

本当に幸せなんでしょうか?

 

もしかしたら、「たくさんの人に囲まれている」=「たくさんの人に認められてる」

というイメージから承認欲求が刺激されて、「良いなぁ〜」と思ってしまっている可能性はありませんか?

 

つまり、「友達が多い人は幸せそうで良いな」と思う原因は、

多くの人に承認されている人への憧れであって、本当に本人が幸せかは関係がないかもしれません。

 

じゃぁ、実際に友達が多い人はどうなのか?

このような心理学実験があります。

米コルビー大学のChristopher Soto教授が4年をかけ、16,367人の人格的特徴と幸福度を比較したところ、当初外向的な人はその満足度も順調に伸びていくものの、満足度や幸せ度が高まるにつれ外向性は鳴りを潜め、内向的に引きこもっていくことがわかった。

つまり友達が多い人は最終的には社交的ではなくなり、不幸の色が増してくるというのだがいかがだろう?これは教授らの予想に反する結果だったという。同教授は元々友達が多く、外向的な人は新たな友達を作る必要がないと思うのが要因の一つと考えている。

出典:「友達が多ければ幸せとは限らない」との米大学調査結果

 

つまり、友達が多いと「友達付き合いに疲れしてしまう」のかもしれません。

 

 

じゃぁ、どんな友達を持ってる人が幸せなのでしょうか。

それも心理学の実験があります。

 

  1. イリノイ大学名誉教授エド・ディーナー博士の研究によれば、幸福度の高い人達の共通項には「親しい人達と過ごす時間」をしっかりと取っていることが分かった
  2. アメリカ・アリゾナ大学の研究では、幸福度の高い人間ほど「周囲の人間(友人)と『深い話』をしているということが分かった。

 

つまり、たくさんの友達とワイワイするよりも、例え友達は少なくても信頼ができる友達と過ごす時間があなたを幸せにしてくれるということです。

友達を羨む必要は全くないですね。

 

人生を通して、理解し合えて、信頼できる友達やパートナーを探すことで、

人生の幸せを感じたいですね。

 

参考:

「友達が多ければ幸せとは限らない」との米大学調査結果

友達が少なくて落ち込んでしまう方へ。友達は多ければ良いは間違い

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