2018-08-13

人は我慢を続けると脳の大切な機能が退化する

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

こんにちは、メンタリストの山本マサヤです。

 

あなたは1日でどれくらい我慢をしていますか?

その我慢によるストレスが、あなたの脳を蝕んでいるかもしれません。

 

アリゾナ州立大学のシェリル・コンラッド教授の研究によると、『人は我慢によるストレスによって脳が蝕まれていく』ということが分かりました。

実験では、身動きがとりにくい特別な金網の中に、ネズミを長時間閉じ込め、その後のネズミの脳神経細胞の形を通常のネズミと比較しました。

すると、ストレスホルモンによって、海馬という記憶や学習、感情に関わる大切な領域の神経細胞が蝕まれていることが分かりました。

ストレスによって海馬が物理的に減少してしまっているのです。

この海馬の領域が減ることで、うつ病のような症状が出てくる可能性があります。

 

日本人は満員電車や理不尽な人間関係、終わらない仕事など日常を通して、『我慢ストレス』を感じています。

これを感じすぎると、記憶力の低下や思考力の低下に陥ります。

 

この手法は、宗教団体が信者を洗脳する場合にも使われています。

信者に修行という名の『我慢ストレス』を与え続け、思考力を低下させてから、洗脳を始めるのは常套手段です。

 

大事なのはシンプルで『できるだけ我慢しないこと』

お酒でも飲みながら、友人に悩みを打ち明けるのが気軽です。

 

愚痴だって、我慢するくらいなら、どんどん言ったほうがいいです。
(※お酒中毒にならない程度に)

そんな理不尽な人や環境のために、自分の可能性が狭まっていくのは我慢できないじゃないですか!!

 

そうやって平常心を取り戻してから、「どうやって解決するか?」を考えていきましょう

 

参考:

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