山本 マサヤ
最新記事 by 山本 マサヤ (全て見る)
- 【読書】イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす - 2022年9月28日
- それ間違ってるかも。部下を変えるピグマリオン効果の3つのポイント - 2022年5月25日
- 著名人の自殺報道が視聴者に与える影響 -ウェルテル効果- - 2022年5月12日
みなさん、こんにちは。
山本マサヤです。
みなさんは、楽天市場やAmazonを使ったことはありますか?
私は、持って帰るのが重いもの、レア物、安い物、電子書籍などを購入する時は、しょっちゅう使ってます。
あと、貯まった楽天ポイントを使ったり。
最近は、PCを持ち歩くことが多くなったので、
ひらくPCバッグを楽天ポイントで購入しました。
これが、本当に便利で重宝しています!!
さて、楽天市場やAmazonなどのECサイトでは、
商品が買われやすくなるような仕掛けが存在していることをご存知でしょうか?
[su_heading size=”20″]人が買いやすくなる色[/su_heading]
30万人以上の世界中のマーケターが登録している情報発信サイトRocket Insightsで、以下の記事が投稿されました。
ネットショップの購入ボタンが赤色の場合と緑色の場合、どちらのほうが押されやすいか?
下の画像がそのサイトの実物です。
2つのサイトの内容は完全に同じで、ボタンの色だけ変えてあります。
左のサイトの購入ボタンが緑、右のサイトの購入ボタンが赤になっています。
グリーン
緑色は、信号の「進め」で使われるように、人の行動を促す効果があると考えられています。
なので、海外のサイトのボタンの色ではよく使われています。
レッド
赤色は、信号の「止まれ」で使われています。
人を興奮させたり、情熱、血、注意を連想させます。
緑色と同じように、サイトのボタンの色でよく使われています。
研究者は当初、信号のイメージにある通り、
緑色のほうが多くクリックされると考えていました。
そして、2000人のサイト訪問者の行動を分析したところ、
赤色のほうがクリック率が21%も高かった
緑色のボタンよりも、赤色のボタンのほうが多く押されたという結果が出ました。
また、緑色とオレンジ色を使った実験も行われています。
この場合も、オレンジ色のほうが5%クリック率が高くなっています。
他にも様々な事例が報告されており、人は、暖色系(赤色、オレンジ色)のほうがクリックしやすくなるという傾向が発見されています。
[su_heading size=”20″]楽天市場もAmazonも[/su_heading]
実は、この仕掛けは楽天市場やAmazonでも使われています。
Amazonでは、購入につながるボタンは全て、オレンジ色になっています。
楽天市場の購入に関するボタンも赤色で統一されています。
(楽天のブランドカラーが赤色なのでそうしているのかもしれませんが)
また、サイトの背景を赤色にすると、
購買率が上がるという可能性も報告されています。
もしかしたら、楽天のブランドカラーは、
ECサイトで効果的に機能しているのかもしれません。
もし、みなさんもECサイトを運営されていましたら、この仕掛けを取り入れてみてはいかがでしょうか?
参考:
コメントを残す