山本 マサヤ
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こんにちは、山本マサヤです。
みなさんは、SNSで使う写真を選ぶとき、どのように選んでいますか?
「かっこよく見える写真」「かわいく見える写真」「面白く見える写真」など、理由は様々でだと思います。
もし、異性を意識していると、「かっこいい」「かわいい」のように、
自分がよく見える写真を選ぶ人が多いんじゃないでしょうか。
しかし、「かっこいい」「かわいい」写真を選んでいる人は、
異性からモテにくいという事実があることを知っていますか?
[su_heading size=”20″]「かっこいい」「かわいい」写真の人はモテない?[/su_heading]
アメリカの婚活サイト OkCupid のユーザーのデータ10年分を使って、外見の魅力と、受け取るメッセージ数の関係が分析されています。
OkCupidでは、相手の魅力を1〜5の間で評価することができるので、その数値からサイト会員の容姿を
「魅力的ではない:普通:美男美女」と3つのカテゴリーに分けた後、
彼らが前月に受け取ったメッセージの数をグラフにして分析しました。
その分析結果は以下のようになります。
このグラフは、右方向に行くほど、その人の魅力度が高くなり、上に行くほど一ヶ月に受け取ったメッセージ量が多くなります。
注目して欲しいのは、同じくらいの魅力度でも、受け取るメッセージの数が違う人がいること。
また、美人は必ずしもたくさんのメッセージを受け取っているわけではないということです。
一番右端の方の美人グループのメッセージ数はバラバラ(むしろ均等)になっており、メッセージ数が多い上のほうに固まっているわけではないのです。
これに関して、今回の研究を行った研究チームは
「美人はたくさんメッセージをもらうから、連絡を取っても返事は来ないだろう。」と思うのが原因だと考えています。
美人すぎるが上に、競争率が高いと思われ、誰も手を出さなくなってしまう状態です。
SNSに誰からも「かっこいい」「かわいい」と思われる写真を使ってしまうことで、出会いが少なくなってしまっている可能性があります。
誰にでも「かっこいい・かわいいと思われる写真」よりも、
1部の人にしか人気の出ないような写真にしたほうがいいです。
写真を見てメッセージを送ろうとしている異性は
「競争相手が少ないから、メッセージを送っても返ってくるかも!」と思い、メッセージが送られる件数が増える可能性があります。
みなさんも、もし出会いを求めているならば、SNSのプロフィール写真を変えてみてはいかがでしょうか?
参考:
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