2018-02-26

感動を生み出すたった3つのポイント(営業、映画、プレゼンで)

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

こんにちは、山本マサヤです。

 

あなたが最近、一番感動した、映画やプレゼンテーション、演説は何ですか?

それらは、あなたの心を掴み、感動したと思います。

 

最近、僕はThe Greatest Showmanという映画を観てきましたが、すごく感動しました。

映画を観た帰り道、「この映画もこの法則が当てはまるんじゃないか?」と、思いました。

 

(ちょっと夜も遅いので、長く書けないので、一気に結論へ〜(笑))

 

人を感動させたり、説得したり、行動させるために必要な3つのポイントについて、歴史上のある人物が言及しています。

 

プレゼンテーションの上手いSteve Jobsや、オバマ元大統領、ヒトラーなどの演説を観ると、この3つを満たしているように感じます。

 

まずそれを言及したのは誰かというと、アリストテレスです

古代ギリシャの哲学者であり、万学の祖だと言われている天才です。

彼が書いた著作に弁論術というものがあります。

欧米では基礎知識として持っている人が多いので、プレゼンテーションや芸能、政治を行う人には必読です。

著作の中では、議会、法廷、公衆の面前などにおいて、聴衆を魅了・説得する、あるいは押し切るための、実践的な「雄弁術」「弁論術」「説得術」について書かれています。

出典:wikipedia

 

この中で、人を動かすために必要な3つの要素について、こう書かれています。

 

人を動かすには、

  • 「ロゴス(話の論理)」
  • 「エトス(話し手の人柄)」
  • 「バトス(聞き手の感情)」

の3つが重要だと言及しています。

 

[su_heading size=”20″]ロゴス[/su_heading]

ロゴスとは話の論理です。

あなたが話している内容がロジカルか(一貫性があるか)どうかです。

つまり、以下の流れが話の中で整理されているかです。

 

AはBである

BはCである

よってAはCである

 

例えば、

 

ソクラテスは人間である。

全ての人間は死すべきものである。

ゆえにソクラテスは死すべきものである。

 

というものです。

これを、ソクラテスが3段論法と名付けています。

あなたの話には、結論や前提、論理のプロセンスに矛盾はありませんか?

 

[su_heading size=”20″]エトス[/su_heading]

エトスとは、話し手の人柄です。

例え、話の内容がロジカルで超正論でも、あなた自身が信頼されていなければ話を聞いてもらえませんし、聞き手は疑う前提で話を聞いてきます。

どれだけ信頼してもらえるのか?というのは、とても重要です。

信頼してもらうためには、以下のような心理テクニックがあったりします。

 

  • ハロー効果
    自分のキャラクターや、自分が演じたいキャラクターに合った服装を着る。
  • 自己開示
    自分の人生(ストーリー)を語る。
    自分の弱みを打ち明ける。
  • 返報性のルール
    聞き手を助ける。
    相手に親切にする

などなど

あなたは伝えたいメッセージを言う前に、観客と十分な信頼関係を築けていますか?

 

[su_heading size=”20″]パトス[/su_heading]

パトスとは、相手の感情に訴えかけているかどうかです。

あなたのプレゼンテーションには、パッション(熱量)はありますか?

ただ、ダラダラ台本を読んでいるようなプレゼンテーションやショー、映画、舞台には全く感動しません。

あなたは、観客に意図した感情を生み出すために、あなたが熱量を持ってプレゼンテーションをしなければいけません。

 

[su_heading size=”20″]まとめ[/su_heading]

いかがだったでしょうか?

あなたのプレゼンテーション、映画、演技、ショー、コミュニケーションにこの3つはありましたか?

  • 「ロゴス(話の論理)」
  • 「エトス(話し手の人柄)」
  • 「バトス(聞き手の感情)」

あなたを感動させたコミュニケーションには、この全てが満たされている場合が多いと思います。

ぜひ、あなたも自分の場合はどうかチェックしてみてください。

 

参考:

 

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