山本 マサヤ
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こんにちは、山本マサヤです。
突然ですが、このパッケージのメッセージを見て「買いたい」と思いますか?
なんで、AXEは世界で爆発的に人気が出たのでしょうか?
人が買いたくなるキャッチフレーズって、どうやって考えればいいんでしょうか?
今日はそんなお話です。
世の中にはマーケターという職業があります。
マーケターは、マーケティング理論や調査に専門的な知識を持つマーケティング戦略立案者のことをいいます。
マーケティングに関する書籍はたくさんありますが、最近では、
USJの取締役兼マーケティング本部長の森岡毅さんの著書
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[amazonjs asin=”4041041414″ locale=”JP” title=”USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門”]
などの著書が注目されています。
2冊目のほうは、僕も読みましたが、かなり内容がわかりやすくマーケティングの入門書としては、かなりオススメです!
[su_heading size=”20″]売れるキャッチフレーズはマズローの欲求5段階で![/su_heading]
さて、物を売る方法を考えるマーケターには心理学の知識が必須だと考えられます。
なぜなら、マーケティングは消費者と販売者の心理ゲームだからです。
そして、消費者は自分の欲求を満たすために物を買っています。
なので、人はどのような欲求を持っているのか理解することが重要です。
では、人間の欲求はどのような仕組みになっているんでしょうか?
それは、マズローの欲求5段階説で説明できます。
マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲するというものです。
以下が、その図です。
人は、この欲求のどれかを満たしたいと考えており、物を買うのもその人の欲求を満たすためです。
なので、商品をアピールする時は、相手のどのような欲求を満足させるのかアピールする必要があります。
悪い例:「方眼ノートは物事をロジカルにまとめるのに便利です。」
良い例:「方眼ノートを使うと物事をロジカルにまとめるのに便利で、周りの人に一目置かれる存在になります。」(承認欲求)
悪い例:「この男性用香水は、シトラスの香りがします。」
良い例:「この男性用香水は、シトラスの香りがして女性が好きな香りです。」(承認欲求・自己実現)
悪い例:「この本を読むと効率的にお金儲けができます。」
良い例:「この本を読むと効率的にお金儲けができ、あなたの夢を叶えます。」(自己実現)
いかがでしょうか?
どのような欲求を満足させてくれるのかを加えるだけで、そのキャッチフレーズが魅力的になりませんか?
商品のキャッチフレーズに必要なのは、
「だから何なのか?」
です。
正直、これを意識しながら物の売り方を考えるだけでも、かなり効果があります。
[su_heading size=”20″]マズローの欲求5段階説で大成功している商品[/su_heading]
これで、大成功しているのが、男性用化粧品AXEです!
このCMで有名ですね。
[su_youtube url=”https://youtu.be/AeHTqhZ5JXY” width=”520″ height=”300″]
まさに、自己実現欲求をくすぐるCMですね。笑
続いては、SHARPENS YOU UP(君を磨きあげる)でお馴染みのフリスク
こちらのCMが僕は好きです。
[su_youtube url=”https://youtu.be/BYLfu50u1Us” width=”520″ height=”300″]
これも、自己実現ですね。
「フリスクを食べると良いアイディアが生まれますよ」というメッセージが伝わってきます。
決して、「ミントがスースーします!」なんてメッセージは出しません。
そして、最後はみなさんお馴染みレッドブル
[su_youtube url=”https://youtu.be/clClLlULZkc” width=”520″ height=”300″]
これも自己実現でしょうか。
これを飲むと、元気が出る気がしますよね。
多くのヒット商品は、「その商品を買うことでどういう欲求を満たせるか」をアピールすることで、
消費者の欲求をくすぐっています。
もし、あなたがマーケターなら、このマズローの欲求5段階説を意識しながらキャッチフレーズや売り方を意識してみてはいかがでしょうか?
普段飲むコーヒーの缶やテレビCMを、意識してみても面白いかもしれません。
参考:
・岸正龍(Podcast) 机上の空論一切なし!なんでも売れる心理学 「ニーズがなくても売る技術」
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