2016-02-21

「重い」と「思い」は比例する。〜履歴書の重さと評価〜

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

ハーバード大学、エール大学、マサチューセッツ工科大学の研究グループが、物理的なな重さと重要性の結びつきについて実験を行っている。

実験内容:
通りがかった人を呼び止め、履歴書を見て求職者に評価をくだすよう求めた。
履歴書は全員に同じものを見せたが、半分の人には重さ340グラムほどのクリップオードに挟んで渡し、半分の人には重さ2キログラムあまりのクリップボードに挟んで渡した。

結果:
重いクリップボードのグループのほうが求職者の能力を高く評価し、応募同期が真剣だと判断する傾向にあった。

出典:赤を身につけるとなぜもてるのか?

同じような実験は「履歴書の重さと能力の評価」だけでなく、「社会問題に関する予算配分」「郵便局員の昇給」など、それぞれにおいて、重さと評価の間に相関性がみられた。

 

これに基づいて、自分の名刺を分厚い紙にすることで、名刺交換をした際の印象評価を高くする人がいたり、通常より分厚い紙を使った専門の名刺作成サービスがあったりしている。

 

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確かに上記の実験に基づけば、通常より分厚い紙を使って名刺を作ることで、自分の印象を高くすることは可能かもしれない。

 

また、被験者に、「この本は重要な本である」と言って持ったもらった場合と、何も言わずに持った場合では、「重要な本である」と伝えて本を持ってもらったグループのほうが、本の重量を重く答えた。

 

このように、「重い」と「思い」は比例していることが、心理学の実験で証明されており、ビジネスの場のあらゆる場所で実は活用されている可能性がある。

みなさんも、名刺や資料の「重さ」について見直してみてはいかがでしょうか?

 

参考文献:

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– 山本マサヤ –
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〜心理学の可能性に挑戦する〜

IQ150以上(Mensa所属)の心理戦略コンサルタント&メンタリストとして、日常生活やマーケティングなど実践で使える心理学のセミナーや、メンタリズムパフォーマンス、コンサルティングを行う。
ネット、テレビ番組への出演やイベント出演、企業のマーケティングコンサルを行う。

 

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