山本 マサヤ
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こんにちは、メンタリストの山本マサヤです。
みなさんは、マインドフルネスをご存知ですか?
直訳するとマインド(=心)がフル(=満たされている)状態のことで、「今、ここに全身全霊意識を向ける」考えをベースとした「瞑想法」として知られています。
これが、物事において最高のパフォーマンスを引き出す手段として高く評価されており、2000年以降、企業経営という点においてもじわじわと流行ってきているのです。
予防医学とは密接なかかわりがあるマインドフルネス、瞑想のイメージが先行しているのではないでしょうか?
日本では、うつや自閉症への認知療法、ホスピス緩和ケア、スポーツへの介入、企業が研修に取り入れることも多くなってきて、その考え方は実に幅広い領域で注目されています。
やっていることは瞑想のようですが、瞑想とは少し異なるようです。
スティーブ・ジョブズも実践していたと聞いて、私も一時期お昼時や通勤中に実践していました。
今では、アップルウォッチにもマインドフルネス用のアプリ ”呼吸 app”がインストールされていますね。
出典:Apple Watchの新アプリ『呼吸』にはどんな効果があるのか?
さて、そんな世の中に浸透しつつあるマインドフルネスですが、最初はやってみたけど途中で挫折した人から聞こえてくる声として
「時間がない!!」
そんな方に朗報です。
わざわざ座禅を組まなくてもマインドフルネスを行う方法があります。
しかも、あなたの日常生活で必ず行うことで、マインドフルネス効果を発揮することができます。
[su_heading size=”20″]食べながらマインドフルネス[/su_heading]
あなたは最近、「味わって食事」をしましたか?
野菜や肉を口の中で味わい、鼻に抜ける香りを感じましたか?
よくよく考えてみると、しっかり味わって食事をしていないのではないですか?
テレビを見ながらだったり、スマホを触りながらだったり、食事以外のことに注意が行って味わって食事をしていないのではないでしょうか。
私も今日、晩御飯を食べながらそんなことを思いました。
「最近、味わいながら食事をしていないなぁ〜」
ちなみに、今日の晩御飯は下北沢で中華そばでした。
美味しかった〜(しっかり味わいましたww)
さて、話を戻しまして、実は、味わって食事をすることで、マインドフルネスと同じような効果があることが分かったのです。
東京マインドフルネスセンターセンター長・ディレクターの長谷川洋介さんが『食べる瞑想』を提案されています。
『食べる瞑想』とは、どういうものかというと
「練習としておにぎりを用意します。手にとって見つめて観察し、次に、音やにおい、感触などを観察します。その後ゆっくりかみ、ゆっくり飲み込みます。集中するほど舌触りや味の変化が細やかに感じられ、命との一体感まで得られるようになります」
しっかり食べ物を観察し、味や香り、噛む感触をしっかり感じながら食べることで、マインドフルネスと同じ「今を感じることに全身全霊を向ける」ことが可能になります。
そう考えると、仕事中などに紅茶やコーヒーを淹れて、味を味わい、香りを楽しむのはマインドフルネスの効果がありそうですね。
すぐに全部をやるのが厳しい場合は、まずは味を味わうことから始めてみてはいかがでしょうか?
味を感じることに集中をしてみてください。
いつもとちょっと違った感覚を得れるて、美味しいものを食べている時は幸せな気持ちになれるかもしれません。
ちなみに、このマインドフルネスな食事方法は食事量を減らす効果もありますので、ダイエットにもいいかもしれませんww
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