2016-10-06

マーケティング+心理学で売れる!を5分で解説してみた!

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

こんにちは、山本マサヤです。

 

 

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突然ですが、このパッケージのメッセージを見て「買いたい」と思いますか?

 

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なんで、AXEは世界で爆発的に人気が出たのでしょうか?

人が買いたくなるキャッチフレーズって、どうやって考えればいいんでしょうか?

今日はそんなお話です。

 

 

世の中にはマーケターという職業があります。

マーケターは、マーケティング理論や調査に専門的な知識を持つマーケティング戦略立案者のことをいいます。

マーケティングに関する書籍はたくさんありますが、最近では、

USJの取締役兼マーケティング本部長の森岡毅さんの著書

[amazonjs asin=”4041106974″ locale=”JP” title=”USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?”]

[amazonjs asin=”4041041414″ locale=”JP” title=”USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門”]

などの著書が注目されています。

2冊目のほうは、僕も読みましたが、かなり内容がわかりやすくマーケティングの入門書としては、かなりオススメです!

 

[su_heading size=”20″]売れるキャッチフレーズはマズローの欲求5段階で![/su_heading]

 

さて、物を売る方法を考えるマーケターには心理学の知識が必須だと考えられます。

なぜなら、マーケティングは消費者と販売者の心理ゲームだからです。

そして、消費者は自分の欲求を満たすために物を買っています。

なので、人はどのような欲求を持っているのか理解することが重要です。

では、人間の欲求はどのような仕組みになっているんでしょうか?

それは、マズローの欲求5段階説で説明できます。

 

マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲するというものです。

以下が、その図です。

 

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人は、この欲求のどれかを満たしたいと考えており、物を買うのもその人の欲求を満たすためです。

なので、商品をアピールする時は、相手のどのような欲求を満足させるのかアピールする必要があります。

 

悪い例:「方眼ノートは物事をロジカルにまとめるのに便利です。」

良い例:「方眼ノートを使うと物事をロジカルにまとめるのに便利で、周りの人に一目置かれる存在になります。」(承認欲求)

 

悪い例:「この男性用香水は、シトラスの香りがします。」

良い例:「この男性用香水は、シトラスの香りがして女性が好きな香りです。」(承認欲求・自己実現)

 

悪い例:「この本を読むと効率的にお金儲けができます。」

良い例:「この本を読むと効率的にお金儲けができ、あなたの夢を叶えます。」(自己実現)

 

 

 

いかがでしょうか?

どのような欲求を満足させてくれるのかを加えるだけで、そのキャッチフレーズが魅力的になりませんか?

商品のキャッチフレーズに必要なのは、

「だから何なのか?」

です。

正直、これを意識しながら物の売り方を考えるだけでも、かなり効果があります。

 

[su_heading size=”20″]マズローの欲求5段階説で大成功している商品[/su_heading]

 

これで、大成功しているのが、男性用化粧品AXEです!

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このCMで有名ですね。

[su_youtube url=”https://youtu.be/AeHTqhZ5JXY” width=”520″ height=”300″]

 

まさに、自己実現欲求をくすぐるCMですね。笑

 

続いては、SHARPENS YOU UP(君を磨きあげる)でお馴染みのフリスク

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こちらのCMが僕は好きです。

[su_youtube url=”https://youtu.be/BYLfu50u1Us” width=”520″ height=”300″]

これも、自己実現ですね。

「フリスクを食べると良いアイディアが生まれますよ」というメッセージが伝わってきます。

決して、「ミントがスースーします!」なんてメッセージは出しません。

 

そして、最後はみなさんお馴染みレッドブル

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[su_youtube url=”https://youtu.be/clClLlULZkc” width=”520″ height=”300″]

これも自己実現でしょうか。

これを飲むと、元気が出る気がしますよね。

 

 

 

多くのヒット商品は、「その商品を買うことでどういう欲求を満たせるか」をアピールすることで、

消費者の欲求をくすぐっています。

もし、あなたがマーケターなら、このマズローの欲求5段階説を意識しながらキャッチフレーズや売り方を意識してみてはいかがでしょうか?

普段飲むコーヒーの缶やテレビCMを、意識してみても面白いかもしれません。

 

参考:

・岸正龍(Podcast) 机上の空論一切なし!なんでも売れる心理学 「ニーズがなくても売る技術」

マズローの欲求段階説

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