2015-10-12

【音楽の心理学】落ち込んだ時に聴くのは、悲しい曲?前向きな曲?

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山本 マサヤ

【心理戦略コンサルタント&メンタリスト】 『心理学で人間の不思議を解き明かして社会実装する』 心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ため、心理学を駆使したマーケティング戦略立案や人材育成のセミナーを開催。 また、メンタリズムという心理誘導や読心術のエンターテイメントショーも行う。 トップランナー100人選出(クラウドワークス株式会社、株式会社サイバーエージェント)/MENSA所属 詳しい情報はについてはこちらから『about 山本マサヤ』 お仕事などのお問い合わせは『お問い合わせ』からご連絡ください。

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仕事を失敗した時や失恋の時など落ち込んでしまった時に、音楽の力を借りて気分転換する人が多いと思いますが、そんな時、どんな曲を聴きますか?

アップテンポな曲を聴いて気分を紛らわせたり、悲しい曲を聴いて悲しみを出し切ったり。

 

しかし、実際、どんな曲を聴くのが効果てきなのでしょうか?

 

心理カウンセリングの中に音楽療法というものがあり、そこで、落ち込んだ時にどのような曲を聴くのが効果的か述べられています。

 

 

「落ち込んだ時は、悲しい曲を聴きなさい」

 

これは、”同質効果”と呼ばれ、自分の精神状態に近い曲を聴くことで、精神の安定を保つ効果があるというものです。

 

悲しい時に、テンションを上げるため、明るい曲を聴く人も多いでしょうが、これは、無理やりテンションを上げることになるので、効果が出にくいのです。

 

最初は悲しい曲を聴いて、徐々に気持ちが盛り上がる曲に切り替えていくことで、自分の落ち込んだ気持ちをコントロールすることができます。

いきなり、テンションの高い曲を聴いてしまうと、自分の気持ちからかけ離れすぎていて、曲に共感できなくなり、落ち込んだ気持ちを解消するのが難しい。

 

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音楽を聴いた時、脳の中の大脳辺縁系という感情を司る部分を中心に反応するため、効果的に活用することで、自分の心理状態をコントロールすることができます。

 


 


 

などは、同質効果に最適な曲なのかもしれませんね。

※ただの僕のお気に入りの曲ですが。笑”

 

参考:

心を動かす音の心理学 ― 行動を支配する音楽の力

 

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